周術期管理 周術期管理
術前外来
麻酔科術前外来では、術前に行った検査の結果や合併している病気から手術を受ける患者さんの全身状態を評価し、周術期合併症の発生を予防し安全な手術麻酔管理ができるように準備します。また術前外来では手術に最も適切な麻酔方法をご説明致します。
手術麻酔
麻酔中は手術の進行に応じて呼吸・循環・意識を適切なレベルに維持するように薬物の使用や麻酔器の調整をしています。当院は三次救急医療機関かつ災害拠点病院であるため、心臓手術や脳神経外科手術など難易度の高い手術の麻酔管理に加え、緊急・救命性が高い手術も多数行っています。当科には日本麻酔科学会指導医4名、専門医5名が所属しており安全な麻酔管理を行える体制となっています。
術後疼痛管理
当科では術後の鎮痛に力を入れており、手術中からの鎮痛剤投与に加え、積極的に硬膜外麻酔(約650件/年)、神経ブロック(約600件/年)、PCA(Patient Controlled Analgesia:自己調節鎮痛法)等を併用し、術後の痛みが最小限となるよう努めています。また、手術翌日には麻酔科医による術後回診を行い、術後の痛みやその他の問題がある場合に対応しております。
無痛(和痛)分娩 無痛(和痛)分娩
硬膜外麻酔を用いて分娩時の強い痛みを和らげる事で、出産時の母体の体力の消耗を軽減し、産後の早い回復が可能となります。当院では麻酔科医が硬膜外カテーテル挿入を行っています。