診療看護師
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診療看護師(NP)になろうと思ったきっかけは?
オーストラリアの準州立病院でPatient constant carerとして勤務していた時に診療看護師(Nurse Practitioner,NP)を目指していた看護師と出会いました。日本へ帰国した際、偶然にも前職場の上司がNP資格を取得し活躍しており、上司の強い勧めと色々なご縁が繋がり、NP養成大学院へ進学しました。
私の場合、入学後にNPを知ることから始まりました。その為、NPの源流であるアメリカのハワイ州での研修にも参加しました。そして、知れば知るほどNPという職種の魅力に引き込まれていき、今に至ります。
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済生会中央病院でNPとしてのやりがいを感じることは?
私は、人材育成センター臨床研修室に所属し総合診療・感染症内科でNPとして活動しています。入職時より診療チームの中に入り充実した環境下で医師の論理的な臨床推論や診察術を側で学び、NPとして状況に応じた診療を実践できる力を習得するため日々精進しています。実際有益と感じた点は、医師の考えや治療方針を理解できるようになることで、さまざまな医療職との連携もうまくいくようになったと感じています。
所属した診療科のニーズに応じてNPの活動は様々ですが、どのようなタイミング、場面であってもジェネラルに対応できるのがNPに求められる姿ではないかと思います。NPの活動はなかなか数値では評価が難しい点がありますが、NPの強みである「医学×看護」、2つの「診る・看る」視点を武器に横断的に活動し看護師教育や指導、チーム医療に貢献していきたいです。
わたしの仕事
内科医師達とのショートカンファレンス
入院中の患者さん達の治療方針を確認し、診療看護師として、治療のサポートを行う。
PICCカテーテル挿入技術指導
特定行為看護師育成研修のPICCカテーテル挿入指導に携わっています。確実な技術の習得をサポートします。
病棟にて看護師間で情報共有
日々の患者さんの細やかな情報共有をリーダー看護師たちと行います。