肺がん治療
- トップページ
- 肺がん治療
肺がんセンター紹介 肺がんセンター紹介
診断・治療まで最速のアプローチで長期生存をめざします
肺がんの治療は、適切な治療をできるだけ早く行うことによって長期生存に結び付けることが大切です。
当肺がんセンターでは受診して頂いたその日のうちにCT撮影と結果説明を行っており、私たちは診断・手術適応の有無を調べるための病期診断・そして手術または内科的治療まで最速で行います。
内科的治療では、ドライバー遺伝子変異を標的とした小分子阻害剤、血管新生阻害剤、免疫チェックポイント阻害剤といった分子標的治療薬の進歩が目覚ましく、適切な治療法を選択するために網羅的遺伝子パネルを用いた肺癌遺伝子検査なども行っています。長期生存を得るためには、適切な治療を適切なタイミングと順番で行うことが大切です。そのために、がん治療認定医と呼吸器内科専門医資格を持つ呼吸器内科医・呼吸器外科医・放射線治療科医・病理診断科医から構成されるカンファレンス(キャンサーボード)が毎週行われ、一人ひとりの患者さんに最適な治療を検討しております。
キャンサーボード風景
各専門医、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、MSW(医療ソーシャルワーカー)など多職種チームでカンファレンスを開催
呼吸器外科で治療を⾏っている対象疾患は、肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、気胸、膿胸などです。特に、私達は肺がん診療に⼒を⼊れ、⽇々研鑽を積んできました。 現センター長の梶が赴任以来、約2500件の手術を行い、うち約1200件が肺がん手術です。
主に胸腔鏡(内視鏡)を用いた患者さんへの負担が少ない手術を行い、術後5-7日で元気に退院が可能です。心臓病や重度の糖尿病などリスクを持った肺がん患者さんの手術も積極的に受け入れています。
胸腔鏡下手術風景
糖尿病、心疾患等の既往歴がある患者さんの手術を積極的に実施
放射線治療では肺に対する根治的照射(通常照射・定位照射)、転移部位などに対する緩和照射を行っています。当院以外で肺がん治療をされている患者様の照射も承っております。入院でも通院でも治療できます。
医学が発達し、治療の選択肢が増えて複雑になった肺がん治療を、わかりやすく患者さんに説明し、丁寧に診療致します。主治医・看護師・理学療法士・栄養士・薬剤師・ソーシャルワーカーがひとりひとりの患者さんを支えるチームを作り、治療だけではなく、患者さんが抱える不安の解決や患者さんの体調管理もしています。
当院の各科専門医との協力で、通常では治療が困難である様々な合併症を持った患者さんも適切な治療を受けて頂くことができます。癌研有明病院や国立がん研究センターからご紹介を頂いた、合併症を持つ多数の患者さんに手術や内科的治療を受けていただいています。
肺がんセンター外来 肺がんセンター外来
肺がん及び肺がんが疑われる患者さんの初診受付を呼吸器内科外来で月曜から土曜まで実施
呼吸器内科
・ 高橋 左枝子(たかはし さえこ)呼吸器内科担当部長、肺がんセンター副センター長
・ 谷 哲夫(たに てつお)呼吸器内科副医長
・ 四宮 俊(しのみや しゅん)呼吸器内科医員
・ 砂田 啓英也(すなだ けえや)呼吸器内科医員
・ 内堀 超(うちぼり こゆる)呼吸器内科医員
呼吸器外科
· 梶 政洋(かじ まさひろ)部長、肺がんセンター長
· 前田 智早(まえだ ちはや)呼吸器外科医員
受診について
※お電話で予約の上、ご来院の際には、「肺がんセンター受診」とお申し付けください。