内科救急 内科救急
救急外来を受診する患者さんの中で最も多いのは内科的救急疾患の患者さんです。救急診療科医師や内科医師が協働して、365日/24時間体制で総合的な診断と治療を行います。入院治療が必要な場合は、重症度や疾患に合わせて専門病棟での治療を行います。
外科救急 外科救急
当院では年間4500件の手術を行っておりますが、腹部・心臓・大血管の緊急手術には365日/24時間体制で対応しています。手術室ではどのような緊急手術でも外科系医師が手術に専念できるように麻酔科医師の麻酔下に手術を行っています。
救命救急 救命救急
平成24年から東京都で最新の三次救急医療機関(救命救急センター)に指定されました。重度外傷・熱傷、心肺停止、重症敗血症をはじめとした重篤な救急患者さんを救うために、救命救急を専門とする救急診療科医師が365日/24時間体制で専門治療や緊急手術を行っています。傷病の重症度や緊急性に応じて、各診療科の専門医師と連携し、救急患者専用の病棟30床(集中治療室10床、高度治療室に準じた入院病床20床)で治療を行っています。
心臓・大血管疾患の救急 心臓・大血管疾患の救急
昭和53年から東京都の心臓循環器救急(東京都CCUネットワーク)に参画しています。 心臓循環器救急に対応する集中治療室を完備し、循環器専門医師が365日/24時間体制で治療に当たります。救急診療科医師、内科(循環器)医師、心臓血管外科医師が協働して、発生頻度の高い心不全治療から急性心筋梗塞症に対する緊急心臓カテーテル検査及び冠動脈形成術などの高度医療や、急性大動脈解離、大動脈瘤破裂、心破裂などの重症心血管疾患の緊急手術を行います。
脳卒中の救急 脳卒中の救急
都内の脳卒中専門医療機関として、脳卒中を専門とする医師が365日/24時間体制で脳卒中患者さんを受け入れており、入院が必要な場合には脳卒中の専門病棟(stroke care unit: SCU)で入院治療を行います。虚血性脳卒中に対する血栓溶解治療(tissue-plasminogen activator: t-PA)や脳卒中による緊急手術(脳血管内治療、開頭手術)にも対応しています。
緊急内視鏡治療 緊急内視鏡治療
救急外来を受診する重症の消化管出血(吐血や下血)に対しては、内科(消化器)もしくは消化器外科の専門医師が365日/24時間体制で緊急内視鏡(上部・下部)による止血治療を行います。また当院では専門医師による内視鏡的逆行性胆道膵管造影(endoscopic retrograde cholangiopancreatography: ERCP)が365日/24時間可能であり、急性胆管炎や胆石性膵炎などに対しても必要に応じてすぐに治療を行うことができます。