皮膚科

一般外来 一般外来

平日 月~土 午前9時~11時30分

(土曜日は第1・3・5週の隔週のみ)

よく扱う疾患

  • 湿疹・かぶれ
  • アトピー性皮膚炎
  • じんましん
  • にきび
  • 乾癬
  • やけど(小範囲のもの)
  • 褥瘡
  • 薬疹
  • 水虫(爪を含む)
  • 爪甲肥厚(爪切り)
  • 蜂窩織炎
  • 脱毛症
  • いぼ
  • 帯状疱疹
  • 天疱瘡
  • 類天疱瘡

など

 

乾癬や、アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤の投与も行います。

手術対象にする主要な疾患

  • 粉瘤
  • 母斑(ほくろ)
  • 脂漏性角化症
  • 脂肪腫
  • 日光角化症
  • 基底細胞癌

など

アトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を伴う病気です。慢性的な病気のため、日常的に支障がなく、薬による治療もあまり必要としない状態を維持することが目標になります。アトピー性皮膚炎は遺伝的要素に加え、様々な内的・外的悪化要因で起こる皮膚病なので、病気そのものを単純に治す薬物療法は現状ありません。そのため、上手に薬を使って体で起こっている炎症をしっかり抑えていくことが治療の原則になります。

現在、ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏、ジファミラスト軟膏に加え、注射薬「デュピルマブ(商品名デュピクセント®)」の治療も行っております。デュピルマブは、病気の原因物質に抵抗する「抗体」を人工的に作り出した注射薬で、注射することでアレルギー症状を起こす物質を抑えることができます。また、同様の生物学的製剤として、内服薬の「バリシチニブ(商品名オルミエント®)」「ウパダシチニブ(商品名リンヴォック®)」、「アブロシチニブ(商品名サイバインコ®)」と、新規薬剤も積極的に取り入れて治療を行っています。さらに、かゆみを抑える生物学的製剤として、「ネモリズマブ(商品名ミチーガ®)」も使えるようになりました。

これらの新規に出てきた生物学的製剤による治療はやや高額にはなりますが、高額療養費制度の対象となります。ご希望の方は、皮膚科外来にてご相談ください。

アトピー性皮膚炎に関しては、済生会本部webサイトの「病気解説特集」へも海老原院長の記事が掲載されていますのでご覧ください。

 

治療法が大きな進歩を遂げている⁉ 「アトピー性皮膚炎」治療の最新事情

尋常性乾癬

尋常性乾癬についても、最近の研究から、免疫に異常があり、発疹だけでなく、関節炎などもおこす病気であることがわかってきています。これについても、生物学的製剤として、日進月歩の医療の進歩に合わせて、新規の注射薬、内服薬が続々と登場しており、積極的に取り入れた治療を展開しています。これらにつきましても、高額療養費制度の対象となりますので、ご希望の方は皮膚科外来にてご相談ください。

多汗症

わきの多汗症につきましても、注射薬「ボツリヌストキシン(商品名ボトックス®)」(保険診療)を取り入れています。また、わき汗、手汗の外用薬についても、保険診療内で治療ができるようになりました。ご希望の方はご相談ください。

爪外来(予約制・月曜午後) 爪外来(予約制・月曜午後)

「爪」は健康で快適な日常生活を送る上で重要な役割を果たしています。そして、爪の変形や異常は痛みなどの症状を来すだけでなく、人目につくことから大きなストレスになることもまれではありません。

爪の病気として爪白癬(つめ水虫)は広く知られていますが、実は爪白癬以外にも沢山の病気が存在します。当院の爪外来では、巻き爪マイスター®︎やリネイルゲル®︎を用いた最新の巻き爪治療(自費診療)を行なっているほか、爪が周囲の皮膚に食い込み炎症を起こした陥入爪、爪乾癬や爪扁平苔癬、トラキオニキアに代表される炎症性爪疾患の診断や治療、爪の良性・悪性腫瘍の手術など幅広い爪疾患治療を積極的に行なっております。

 

爪外来への受診を希望される場合、まずは火曜日午前の皮膚科初診外来(担当医:川島裕平)の予約をお取りください。受診の際には原則として医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要となりますのでご用意ください。

済生会本部webサイトへも川島医師の記事が掲載されていますのでご覧ください。

 

症状別病気解説「陥入爪」

症状別病気解説「巻き爪」

パッチテスト外来(予約制・火曜) パッチテスト外来(予約制・火曜)

主として金属アレルギーの検索、化粧品や日常生活用品のかぶれが疑われる場合にパッチテストを行う外来です。主として背中に、アレルギーが疑われる物質を10ないし20種類程度貼付し、その後1週間の間に3回、来院していただいた上で判定します。夏期6月から9月はパッチテストは行いません。(汗により判定が正確でなくなるため)

脱毛症外来(予約制・水曜午後) 脱毛症外来(予約制・水曜午後)

脱毛症外来では、難治性の脱毛症で悩まれている患者さんを対象に、完全予約制で診療を行っております。血液検査、トリコスコピー検査、皮膚生検術などを行い、原因やご年齢、生活状況にあわせた治療プランのご提案を心がけております。以下のような疾患および治療を行っております。

  • 円形脱毛症:ステロイド外用/局所注射/全身投与、局所免疫療法(SADBE療法)、JAK阻害薬
  • 男性型脱毛症:フィナステリド(プロペシア®︎)、デュタステリド(ザガーロ®︎)、育毛剤、かつらのご提案
  • 女性型脱毛:育毛剤、かつらのご提案
  • その他(抜毛症、全身性疾患に伴う脱毛、瘢痕性脱毛など)

ご興味をお持ちの方は、お気軽に当院にご相談ください。

肝斑外来(予約制・金曜午後) 肝斑外来(予約制・金曜午後)

肝斑、老人性色素斑を主とした、いわゆる「しみ」が気になる患者さんに対し、日常の正しい皮膚のケアを指導するとともに、特別に調合したクリーム(コウジ酸、またはアスコルビン酸グルコシド配合)を処方し、継続してもらいます。レーザーなどを行わなくても、肝斑の約80%、老人性色素斑の約60%がかなり満足な結果が得られています。不十分な場合は、保険診療範囲内でできる、液体窒素による冷凍凝固術を追加する場合もあります。

クリニカルパスのご紹介 クリニカルパスのご紹介

当院は一部の疾患、手術、検査でクリニカルパスを使用しています。

クリニカルパスとは、医療スタッフと患者さんが治療計画の情報を共有するため、患者さんのスケジュールを時間軸に沿ってまとめたものです。

主な治療について、公開していますのでご参照ください。

※患者さんの治療経過の状況によって、スケジュールは変更する場合があります。

  • 電話番号

    03-3451-8211(代表)

  • 初診受付時間

    8:00-11:30

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