附属乳児院
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東京都済生会中央病院の附属乳児院 東京都済生会中央病院の附属乳児院
附属乳児院は、大正12年9月1日に発生した関東大震災での震災孤児救護のため、当時、済生会医務主管だった北里柴三郎先生が事業を開始したことを起源にもちます。
北里柴三郎先生が事業を開始した「恩賜財団済生会臨時赤羽乳児院」は、大正13年1月26日に「恩賜財団済生会赤羽乳児院」としてわが国初の乳児院として開院し、その後の変遷を経て、昭和25年4月からは「東京都済生会中央病院附属乳児院」として運営されています。
済生会本部ホームページでも乳児院の情報を掲載しています
乳児院とは 乳児院とは
児童福祉法に基づいて、保護者の養育を受けられない乳幼児を養育する施設です。
乳幼児の基本的な養育機能に加えて、虐待を受けた児や病児・障害児などに対応できる専門的養育機能を持っています。
乳児院は、子育て支援の役割や乳幼児の養育のみならず、保護者支援や退所後のアフターケアを含む親子関係の再統合支援という重要な役割を担っています。
理念・基本方針・養育方針 理念・基本方針・養育方針
理念
「済生の精神」に基づいた思いやりのある養育の提供を通じて社会に貢献します。
(「済生の精神」とは、分け隔てなくあらゆる人々に医療・福祉の手を差し伸べることです)
基本方針
- 1. 子どもが安心できる環境の中で、個性を尊重し、愛情を注いで養育します。
- 2. 愛着関係を大切にし、情緒豊かな子どもに育てます。
- 3. 感動や成功体験を通じ、自立心を養っていきます。
- 4. 子どもの成長の喜びを保護者と共有し、親子関係を大切にしながら養育します。
- 5. 乳児院職員として、向上心や探究心を持ち、人間性・専門性を高めていきます。
養育方針
当院では「子どもたちのことを第一に考えた養育」をモットーに、子どもの目線に立ち、安心して生活できる乳児院を目指しています。そして、一人ひとりの個性を大切にしながら、成長の変化を見逃さず、ご家族と共に成長の喜びを共有しています。
また、低出生体重児や疾患のある子どもたちも、他の子どもと同じ環境の中で生活しながら、病院との連携を図り健康管理や発達の支援をきめ細かに行います。
子どもたちが安心できる環境の中で、人との関わり合いと信頼関係を大切にしながら、一人ひとり丁寧に愛情を注ぎ養育していきます。
起源と沿革 起源と沿革
大正12年9月1日に発生した関東大震災での震災孤児の救護のために、当時済生会医務主管だった北里柴三郎先生が事業を開始。
沿革
大正13年1月26日 | 済生会赤羽乳児院開院、定員105名 |
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昭和6年12月1日 | 地下1階、地上3階の鉄筋コンクリート造り、延べ987坪の近代的建物が完成。 |
昭和23年6月 | 児童福祉施設、済生会乳児院として設置許可。 |
昭和25年4月 | 東京都済生会中央病院附属乳児院と改称。 |
昭和45年10月 | 乳児院改築、鉄骨造り2階建528平方メートル、定員35名。 |
平成25年9月10日 | 総裁秋篠宮殿下御来院。 |
令和2年9月 | 新乳児院棟竣工。 |
施設の概要 施設の概要
名称 | 東京都済生会中央病院附属乳児院 |
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設置・経営主体 | 社会福祉法人 恩賜財団済生会支部東京都済生会 |
入所定員 | 35名 |
構造 | 鉄骨造り5階建て |
スタッフ | 施設長・副施設長・看護師長・看護師・保育士・管理栄養士・調理師・臨床心理士・家庭支援専門相談員・里親支援専門相談員・社会福祉士・理学療法士・事務員・嘱託医 |
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昭和6年12月1日、赤羽乳児院・附属産院新築移転
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昭和45年10月、乳児院改築 鉄骨2階建てになる
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平成25年9月10日、総裁秋篠宮殿下御来院
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令和2年9月、新乳児院棟竣工
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令和5年9月4日、総裁秋篠宮殿下御来院 居室にて
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令和5年9月4日、総裁秋篠宮殿下御来院 御発
乳児院への入所について 乳児院への入所について
入所について
当院では、児童福祉法に基づいて乳幼児を一時的にお預かりしています。
乳児院に入所を希望される場合は、市町村福祉窓口、あるいは直接最寄りの児童相談所にご相談ください。