2024.02.01
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国際骨粗鬆症財団(IOF)より港区初の受賞認定 国際骨粗鬆症財団(IOF)より港区初の受賞認定
ベストプラクティスフレームワーク『Bronze』認定
2024年1月、当院の骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)委員会が国際骨粗鬆症財団(IOF)主催Capture the fracture®︎ベストプラクティスフレームワークの『Bronze』(銅賞)に認定されました。二次性骨折予防(再発予防)のケアにおける国際的な評価・承認制度で、東京都で4番目、港区では初の受賞となります。
日本では年間約24万人の大腿骨近位部骨折(太ももの付け根の骨折)が発生しています。介護を要する様になった人の12.5%は骨折・転倒が原因です。しかし大腿骨近位部骨折をしても尚、約68%の方は骨粗鬆症治療を受けておらず、これでは骨折の連鎖を断ち切ることは出来ません。二次性骨折予防のためのケアはFracture Liaison Service(FLS)が世界標準とされています。FLSを実施するには多職種が連携(リエゾン)してサポートする体制が大切です。
当院では年間約100人の大腿骨近位部骨折の手術に携わっており、OLS委員会メンバーを中心に、ガイドラインに則って骨粗鬆症の評価・薬物治療を実施するほか、運動指導・栄養指導なども注力しています。
「あなたの骨を守りたい」
当委員会のスローガンです。委員会には医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、ソーシャルワーカー、その他医療スタッフが所属し多方面からあなたの骨を守り、寝たきり予防のために活動しています。2023年には骨粗鬆症マネージャーも誕生しました。
メンバーみんなでより良い医療を目指し、骨粗鬆症で地域に貢献出来るよう、今後も努力して参ります。
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